ハイブリッド授業とは オンライン授業の環境 学校だけでなく 家庭内でどうすればよいか
ハイブリッド授業とは、学校に通学する児童、生徒と自宅でオンライン授業を受ける児童、生徒の二通りに分けてする授業のことです。
昨今、感染対策でオンライン授業が急速に普及せざるをえない状況が進み、関係する当事者だけでなく、取り巻く人たちもいろいろな影響を受けています。
中心となるのは先生と児童、生徒です。
それ以外にも学校側での関係者もいるでしょうし、児童、生徒の家族も様々な影響を受けます。
先生たちがオンライン授業で工夫すべき内容にどのようなものがあるのか。
参考として大阪大学「授業をオンライン化するための10のポイント」をチェックしてみましょう。
私たち家庭でのオンライン授業を受ける環境について考えてみましょう
これまでは家庭でのオンライン授業は一時的なことだろうと考え、一時をしのげればいいとなんとか対応してきました。
ところが、コロナの問題が長引き、オンラインでの授業や、仕事のあり方の一つとして在宅業務も通常時にも当たり前に存在していくものとしてしっかり捉え直さなければならない状況です。
そんな中で登場したのがハイブリッド授業です。もう特別なことではなく、当たり前のやり方として捉えるのがいいのではないでしょうか。
オンライン授業+在宅業務で家の中は騒々しいことに
子供たちの授業がオンラインになることで、真っ先に考慮されるのは、タブレット機器やノートパソコンなどの環境を整備することです。
機器の準備は主に学校側が考えることですが、ネットワーク、家庭内のWi-Fiワイファイに繋ぐなどはご自宅の保護者の皆さんが対応しなくてはなりません。
そういったネットワークの設備がご自宅にない場合どうするか、おそらく学校側での機器貸し出しなど支援をするなどとなるでしょう。
そういったこと以外に、家庭の方の事情も悩ましいことが考えられます。
保護者のみなさんが在宅業務をされる場合などです。
ご家庭によっては、様々な事情から同じ部屋でオンライン授業、在宅業務が隣合わせで行われたりなどのケースもゼロではないでしょう。
普段の生活や家の過ごし方などから改革が必要となってきました。
複数のオンライン授業+複数の在宅は混乱と家計圧迫の危機
家族に子どもたちが何人もオンライン授業もをしており、なおかつ両親ともに在宅業務などの複雑なケースは本当に大変な状況であると思われます。
それぞれが別々の部屋にこもって対応をすることができるのが理想ですが、なかなかそんな理想も叶わないタイミングもあるでしょう。
別々の部屋を利用できるとしても夏場、冬場などはエアコンなども家中でフル稼働しなくてはなりません。
最近は少子化ではありますが、少ないながらも中には大家族の方もいるでしょう。
全員が一同に同じ場所でオンラインでの授業や仕事を始めると混沌とした光景が予想されます。
我が家の場合は子供たち全員が同時にオンライン授業ということはありませんが、むしろ親の方が困るケースが多いです。
テレワーク中の電話やオンライン会議などでは子供の声などが入っては冷や汗をかくこともあります。
子供たちの人数が多い在宅時は、少数派の私が適当な場所を求めてパソコンを抱えて移動するしかありません。
最近ではテレワーク用のデスクもたくさん登場しています。下の画像のようなものがこじんまりとしていておすすめです。
理想の自宅オンラインスペースとは
理想はもちろんオンラインなど利用せず対面です。自宅を快適な環境にするためにリフォームなどできる人なんてまれでしょう。
自宅が無理なら外に求めるしかありません。
自宅以外にはどんな場所でオンラインできるのでしょうか。
有償の場合と無償の場合で考えてみましょう。
出費もやむを得ないケース
今すぐなんとかしたい、お金を支払ってでも、、という場合はレンタルできる場所を探すことになります。
- レンタルスペース
- カラオケ店
- 在宅業務提供サービス
- コワーキングスペース
- ホテル、宿泊施設など
地域にもよりますが上記のような場所が考えられます。
個人の判断でそういう施設などを利用することができる場合と、学校や職場に確認や説明が予め必要な場合があります。
オンライン授業に対応できる施設、在宅業務に向いている施設などをうまく使い分ける必要もあります。
下の画像のような個室の部屋はタダではないのですが、1時間あたり288円で利用できるそうです。
レンタルスペースなどはインターネットのスペースマーケットというサイトなどでどんな場所があるのか覗いてみましょう。他にもいろいろなレンタルスペースがありますので見て回るだけでも面白いですよ。
無償でどこか場所を使えないのか
家では何ともならない、どこかに分かれてオンライン対応をすることはできないのか?
学校の場合は、先生にご相談するのが良いのではないかと思います。注意をいただきたいのは単なるクレーマーのような無茶な要求をして先生方を困らせるだけでは解決になりません。
問題解決として、どこか場所を利用させてもらうことはできないかを相談してみましょう。窮状をきちんと説明し、事情を理解していただくことが大事です。困っているならなんとかしたいと思ってもらわないといけません。
例えば学校内の未使用の場所を一時的に利用させてもらう、地域の公民館など使用を見合わせている場所なども、もしかしたら利用できるすべがあるかも知れません。
くれぐれも相談させて欲しいという態度で望みましょう。それができなければ、解決策は見つからないと思いましょう。
まとめ 何事もハイブリッドに考えましょう
コロナと共存する生活がこれからも続くことはもはや避けられないのかも知れません。
学校の授業や、仕事のやり方だけでなく、様々なところでハイブリッドな考え方でしていくことを求められるのかも知れません。
元々家庭内での家事のあり方なども、このハイブリッドという考え方をしてみると、多様なあり方としてみんなが協力してすることができるのではないでしょうか。
コロナで窮屈な思いをすることでマイナスなことばかりが続きますが、みんなのマイナスを分かち合うことで一つでもプラスになることはないのでしょうか。
たとえば家事はどうでしょうか。
みんなが家に居ることによる負担は少なからず存在します。そういった負担もみんなで分かち合っていきましょう。家事はオンラインではできないのですからね。
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