図書館の使い方 本だけじゃない 図書館は学びと夢のテーマパーク
この記事は図書館の真の使い方と、そこで得られるメリットを説明する内容です。
本を買わなくとも、本を存分に読める図書館の特徴を300%活用するための記事です。
図書館のイメージは、静かで、文化的な、どちらかというと保守的なものと一般的には考えられているのが普通です。
そんな常識は置いておき、図書館を活用することで自分の限界を突破する力に変えてくれる。そんな図書館の使い方を紹介していきましょう。
図書館は道を見失った時など、あなたを救ってくれる素晴らしい場所なのです。
図書館は本好きの人のためだけの場所ではない
皆さんは本が好きでしょうか。
普段から本はたくさんお読みになられますでしょうか。
たくさんの本に触れることができる場所としては本屋さんともう一つあるのが図書館です。
これらの場所は本があるだけじゃないのです。本屋さんや図書館は出会いの場所なのです。
どんな出会いがあるのか。『素晴らしい本』との出会いは人生を左右するほどのインパクトのあるものです。
今回は図書館のススメとして、どういう素晴らしい出会いがあるのかを紹介していきたいと思います。
本を読まずして大成した人はいない 頑張りたい人に本は活力
皆さんは年間どれくらいの数の本をお読みになられているでしょうか。
昔からずっと言われている事として、たくさんの本を読みましょうという話がありますよね。
本を読むことでたくさんの知識が得られ…などなど当たり前でお決まりの話を思い出されることでしょう。
本を読まない主な理由は以下のようなものでしょうか。
- 読む時間がない
- 読みたい本がない
- 本を買うのが出費
- 最後まで読めない
- 本屋に行かない
最後の「本屋に行かない」という理由は、「行きたくても本屋が無い」にニアリーイコールかもしれません。
この令和の時代、街の小さな書店がどんどんなくなっていき久しくなりました。
都会ならターミナルの近辺や、郊外ならショッピングモールなどで大きな書店などを見かけることができます。
昔ながらの個人で経営されていた本屋さんは私の周りでももう数えるほどしかありません。
こういった社会環境の変化により、読みたい本になかなか巡り会えない状況になってしまいました。
そんな中、公共サービスの一つでもある図書館は増えもしないですが、まだそれほど減りもしていないと思われます(地域にもよりますが)。
大小差はあれ、地方自治体の図書館サービスはほとんどの地域に存在するはずです。
いい学校に行かなくとも成功した人はいても、本を読まずして成功した人はいないとも言われています。
私達の生活に本は欠かせません。食事で体のエネルギーを得るように、脳には知識や知恵というエネルギーを本から注ぎ込む必要があります。
図書館のメリットとは 素晴らしい本との出会いは運命との出会い
図書館に行くメリットはたくさんの本に出会えること。それだけではありません。
『探し求めている本に出会える』ことはもちろん、『探してもいない本に出会える』ことです。
本との出会いは人との出会いにも似たものがあります。
街の中で知らない人に出会っても、知らない人とはよっぽど困っていたりしない限り話しかけたりはしないものですよね。
本はちょっと気になったら手を伸ばして見ることができます。簡単に出会えるのです。
そして本一つ一つには必ず著者がいるわけです。図書館にたくさんの本が並ぶのは、著者である人物がずらりと並んでいるとも言えるかもしれません。
しかも、本との出会いでは著者の考えなどをかなり深く知ることができます。
あなたは最近出会った知り合いのことをどれだけ深く知っていますか?
本は著者自身のことや、著者の考えなどを本を通じて知ることができるのです。
リアルの出会いよりも深く誰か他人のことを知ることができるのが、本との出会いの素晴らしさです。
図書館ではどんな本を手に取り読みますか 図書館の使い方
ほとんどの人は自分の好みのジャンルだったり、自身の趣味に合う興味のあるものの中から今読みたいものを探す行動を取るでしょう。
それはそれで楽しく有意義なものであります。
今回、おすすめする図書館の使い方は、これまで興味のなかった本との出会いを求めるというものです。
生活面を変えたい、気持ちを切り替えたい、変化を求めたい、そんなあなたほどおすすめのものが興味のなかった本との出会いです。
その理由を説明しましょう。
本屋さんに行く理由は、何か読みたい本を買う目的で行くことが多いはずです。
本屋さんを出るときには、『今日はいい本を買えた』や、『買おうと探していた本が見つかった』、または『特に読みたい本はなかった』、のいずれかでしょう。
おそらく自分には全く興味のない本を買うことはほぼないはずです。言い換えれば未知なるものとの出会いはないわけです。
図書館では全く興味のない本でも手に取り読むことができます。
図書館に行く人は無料で本が読める点で、気軽に様々な本に触れることができます。
図書館に行く人は時間にゆとりのある場合が多いのではないでしょうか。
そのゆとりの時間を使って、これまで読んだことのないジャンルの本を手に取ってみませんか。
新しい知識はゲームチェンジャー
生活でうまくいかない、学業で悩みがあるなど、人生では困りごとが尽きません。
今、この世界から抜け出たい、そう思いながらも昨日と同じことを今日も繰り返す毎日。
そんな毎日から抜け出す方法の一つは、昨日と違う今日を過ごすということ。
何かを変えないと、変わらないのです。変えるものの一つとして、これまで読んだことのない本を手に取ってみるのはどうでしょうか。
昨日まで巡り合わなかった知識や物語には新しい可能性があります。
聞いたことのある言葉、知らない情報、そんなヒントから本棚を眺めてみてはどうでしょうか。
目にとまるその本こそがあなたの未来を変える1冊かも知れません。
図書館を最大限に活用するには
私のおすすめする図書館の活用方法を紹介します。
- 本との出会いの日を作る
- 大きな図書館へ行く
- 一度に10冊程度の本を探す
- 滞在時間で読める早さで読む
本との出会いの日を作る
ちょっとだけ図書館に立ち寄るのでもいいのですが、できれば少なくとも2〜3時間を確保したいところです。願わくば半日程度が理想です。
あなたは一人でも、図書館には相当な数の本=著者が待っているのです。
大きな図書館へ行く
自分が住む地域の中で最も大きな図書館、言い換えれば蔵書数の多い図書館を選びましょう。
同じジャンルの本を一気に並べてチェックすることもできます。
一度に10冊程度の本を探す
図書館で一度に手に取るのは10冊程度がおすすめです。
ここが大事なポイントです。
しっかりと1冊読み切るつもりでたった1冊しか選ばない場合、これまで通りの本との付き合いにしかなりません。
10冊と出会うのを目標にしましょう。
たくさんの出会いこそが今回おすすめの図書館の活用方法だからです。
次に何故10冊なのか、もう少し詳しく説明しましょう。
滞在時間で読める早さで読む
10冊を手に取り、図書館滞在中に読み切ろうとすればどうしなければならないでしょうか。
1冊を一字一句読んでいてはとても間に合いません。開いた1冊を流し読みするのです。
読みたいとか、気になるところはしっかり読み、興味のないものは飛ばしてしまいましょう。
一つ注意があります。読んでいるうちにその1冊にのめり込んでしまい他の本に触れることなく図書館滞在が終了することです。
できれば滞在時間中に2度、10冊を回すイメージであっさり読みます。途中で興味を持ってしまう内容のある本と、この本はちょっと違うなと思う本にふるい分けします。
その後、読みたい内容があった本をしっかり読んでみましょう。場合によっては借りて帰りましょう。
まとめ 図書館は悩めるあなたの人生相談の場所
今、自分の目の前に壁があり、どうしていいかわからない。誰も相談する人もいない、または誰かには相談したくない。
このような人には特に図書館に行くことをおすすめします。
先にもお伝えしましたが、本との出会いは人との出会いでもあります。
1冊1冊の本には必ず著者がいて、本との出会いは人との出会いとも言えます。
たくさんの人の意見や、経験が勢ぞろいしています。
あなたに無理やりアドバイスを押し付けることもありません。
自分にあったものだけを受け入れる。
1万冊の本がある図書館には、1万人の知識や経験をまとめた価値のあるものと言えます。
あなたは何人の本と出会いますか。
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