いじめを無くすには いじめをする子供を育てない いじめをする子供の責任は親がとる
いじめ事件には本当にひどいものがあります。現実に今も命を断つ子供達がいます。
事件が起こり、社会が変化し、いじめは無くなったでしょうか。答はNOです。いじめは今もしっかり存在します。
どうしていじめは無くならないのでしょうか。
この問題の答えは実は簡単です。
いじめをする子供がいるからです。
それならいじめを無くす方法は無いのでしょうか。
いじめを無くす方法とは
- いじめをする子供をゼロにする
- いじめをする子供を育てない
これが本当の答えです。
しかし、こんな話はどちらかと言うとあまり聞かないですね。不思議に誰も議論しないですよね。なぜいじめてしまうのか。
それは私達親は誰一人も自分の子供は「いじめをする子供」だとは思っていないからではないでしょうか。
そして、自分の教育がいじめをする子育てだとは思っていないからでしょう。
自分の子供はいじめをしないかも知れないし、いじめをするかも知れない
自分達の子供達はいじめなんてしないと思うのは親として当然でしょう。
代わりにこう考える親が増えれば、きっといじめはもっと少なくなるのではないでしょうか。
- 自分の子供は誰かをいじめてしまう
- 自分の子育てはいじめをする子供を生むもの
うちの子に限ってそんなことはない。よく聞くセリフですよね。それはどのような根拠に基づくものなのでしょうか。
絶対にいじめをしないなどと言う根拠を説明できる人はいるでしょうか。
いじめをしている子供達の親もきっとお決まりのセリフを言うでしょう。
私達親は四六時中、自分の子供をいじめをする子にはしないと強く意識なんてしていませんよね。
毎朝子供に、いじめをしていない?なんて聞いていませんよね。
子供達に何かを習慣付けさせたいときどんな行動をしますか?
しつこく言いつけたり、行動を促したり、何度も同じことを怒鳴ったりする人だっているでしょう。
私達の子供達はいじめをしていないことの方が多いかもしれません。しかし、この先もずっとそうだとは限りません。
今からいじめをしない子育てをしておきましょう。
いじめを無くすために いじめの責任は親にある
いじめる子供の責任は誰が取るのでしょうか。
いじめに関する事件が学校で起こった場合、常に批判にさらされるのが学校関係者、教育委員会ですね。当然です。
いじめの発見を見逃した、放置した責任は重いものです。防ぐ仕組みにしないといけません。
でも考えてみてください。学校と教育委員会の仕組みが素晴らしいものになるといじめはなくなるのでしょうか。
何か違和感がありませんか?おかしいですよね。
感覚的なものですが、ニュースで流れるいじめの半分以上はいじめの現場、とりわけ学校での不手際です。
正しく対応していればいじめはなくなるのでしょうか。
いじめの真の犯人は いじめをする人
いじめをする人がどうしていじめをしてしまったのかがあまりに軽視されています。
そこがわからないと、いじめをしてしまう子供達が生まれるのを防ぎようがありません。
学校が悪いからいじめが生まれるのではありません。
何が悪いかというと、いじめる人が一番悪いのです。
学校の現場に限った話ではなく社会全体で起こっているいじめをなくさないと意味がありません。
- 今あるいじめを見つけ出すこと
- いじめをしない子供達に育てること
- いじめをする人を減らすこと
- いじめを何故してしまうのかを理解する
いじめる人を減らしましょう。そんなスローガンを聞いたことはありますか?
いじめを無くすには、いじめる人を減らすしかないのです。
こんな当たり前のことを何故避けるのでしょうか。正面から議論されません。
動画は最後まで観なくても構いません。半分でも観てください。
子供の責任は親の責任 子供のいじめの責任は?
子供が外で悪さをしてきました。たとえばボールを投げたら近所の家のガラスに当たり割れてしまいました。
誰が責任を取り、謝罪しますか?
サザエさんを見たことのある人ならわかりますよね。
いじめをしたら誰が責任を取り、謝罪しますか?
そろそろきっちりといじめに向かい合わないといけないのではないでしょうか。
親の責任を問うことに向けなくてはいけません。
いじめはしてはいけないと教育すること
これをしてこなかったことへの責任を問うべきです。
そもそもいじめをしない子供を育てる、そのことに力を入れないことが問題なのではないでしょうか。
いじめをした側はどんな責任を負うのでしょうか。子供の責任は親にあります。しかし、ご存知の通り子供の責任を取って親が警察に逮捕されることなどないのです。もちろん法律がそうなっているからです。
いじめをさせない教育とは
私達親は、子供がいじめをさせないための教育など、どこで学べばいいのでしょうか。
どうやったらいじめをしない子育てとはを学べるのでしょうか。
それがわからなければ、いじめない子供の育て方は運任せのようなものです。
最近のいじめに関する動画をあげておきます。
教科書のような動画もチェックしてみましょう
いじめが起きる状況を科学的、社会的に研究してください
一つ一つのいじめの事案を「酷いことがあった、あってはならない」だけで終わるのはあまりにも無責任なのです。
メディアにお願いしたいのは、いじめの事案に対しては、どういう人間関係があり、どういう言葉を使い、どういう体格で、どんな学力で、、などからいじめをする人間の特性を分析してそれを公表してください。
どんな背景があるかくらいはよっぽどの事件では扱われても、いじめた側のことや、どんな親か?などまでは踏み込めていません。
いじめ事件を見ても何ら教訓を得るものが無いのが現実です。
悲しさ、怒りなどを単に視聴率や、それに絡む広告ビジネスのネタに扱うだけではいじめを娯楽化しているだけです。
いじめを類型化し、どういう行動がいけないことと社会で共有していく役割を担っていただきたいのです。
人間は誰だっていじめてしまう生き物
いじめは特別おかしな行動なのでしょうか。
意識しないと人間は誰もがいじめと類される行動をしてしまうものです。
教育やルールで意識を変えて行動しないといけません。ベースとなる基準が必要なのです。
いじめと、いじめではない線引とはを明確にしていきましょう。
パワハラはいじめの1つです。パワハラには様々な線引がなされています。
どういう発言をすればパワハラになるならないという事例があるのです。
いじめにも類型化が必要です。
そして類型化したものを子供に押し付けるだけではだめなのです。
親に伝わるようにしないといけません。
まとめ いじめをしない大人になるには
学校でだけいじめをしないのではなく、社会でいじめをしない人間にならないといけません。
親がいじめをしない人間になることが最も大切な教育ではないでしょうか。
子供は親の行動に最も影響を受けるものです。
こんなことをする親の子供はどう育つでしょうか。
- お店で店員の間違いを責める
- お金を払う人が偉いという態度をする
- 年長者に対して敬意を払わない
- 笑顔で挨拶ができない
- ありがとうを言わない
こんな見本を見せられた子供は確実に、同じことを繰り返してしまいます。
反面教師というものに期待するのは責任放棄です。
子供達のいじめをなくすのは、結局、私達親が生活を改めることに他なりません。
いじめをする親の子供は、いじめをする子供なのかも知れません。
絶対にそんなことはないなんて思うことが、最もいじめを助長する行動です。
世の中に絶対などという事はありえないのですから。
新着記事
コメント