子供たちを帰宅困難者にはさせない 経験と満足と学びと
最近よく交通機関の乱れ、列車の遅れをよく耳にします。子供たちが通学や、とりわけ帰宅時にこういったトラブルに巻き込まれたときにどうするのがいいかを考えてみましょう。
よくある鉄道のトラブルには人身事故、車両異常、線路内への立ち入り、架線への異物接触、踏切での非常信号検知、気象の影響、などなどきりがないくらい様々な要因があります。
事前にわかっているトラブルは避けようがありますが、イレギュラーなものはどうしようもありません。
学校から通常の時間での帰宅では自宅までその日のうちにたどり着けないということはありません。
帰宅時と言っても夕方などのまだ時間に余裕のあるタイミングなら、よほどの事故などでなければ遅くなっても自宅に辿り着くこともできます。
高校生や大学生などが、もともと遠い学校からの帰宅時などの帰宅困難時、終電に間に合わない場合どうするのがよいか。
学校からの帰宅途中、友人とどこかで遊んで帰る場合、アルバイトをしてから帰る場合など様々なケースがあるでしょう。
そんな時に運悪く交通機関が乱れてしまった、このままでは帰宅できない場合どうするのが良いのか。
頻繁に起こりうることではありませんが、もしもの時にどうするか、考えてみましょう。
鉄道が止まった どこで?
運行再開の目処が立たずに列車が立ち往生した場合には、2つのケースがあります。
- 駅で立ち往生
- 駅と駅の途中で立ち往生
駅で立ち往生 なんとかなるかも
駅に停車中の列車が立ち往生している時は、そのまま列車の中で運行再開を待つというパターンと、降りて他の移動手段を取るというパターンがあります。
列車内や駅構内のアナウンスが頻繁にされるので注意をして聞かなければなりません。
列車の運行がストップした理由がどのようなものか、どの程度で運行再開する見込みなのかなどを聞き取って対策を考えないといけません。
明らかに短時間で問題が解決する場合なら心配は不要でしょう。
事件、事故のようなタイプのものは少々厄介です。鉄道会社だけでは問題解決できず警察が現場検証をする必要がある、現場の事故車両の撤去作業が必要となるなど長時間の
待てる場合と待てない場合があります。自身の予定との兼ね合いで判断しないといけません。
結果論として、我慢して待っていたらすぐに運転再開したのでこの選択は正解だった、または待たずに列車から降りて、代替輸送などを利用すると思っていたよりもスムーズに目的地に到着したなどみなさんも経験があるでしょう。
駅と駅の間で立ち往生 なんともならない
駅と駅の間の線路上で列車が立ち往生している場合、扉が閉まったままなので車外に出ることができません。
これはかなり苦痛な状態です。気持ちは焦るのに身動きが出来ないのですから当然です。
まさか窓を開けて車内から抜け出すわけにはいかないので、大人しく車内アナウンスに従うしかありません。
じっと車内で我慢をしながらも、列車が動き出してから先のことを考えておく必要があります。
今日中に帰れない もう終電も無い
行きあたりばったりで駅につくともう電車が無くなった、困った、と言うのはどうしようもないですね。
そこまでのケースは無いとしても、自宅の最寄駅まではたどり着けないことが明らかな時はどうしましょうか。
- 車で迎えに行く
- タクシーを利用する
- 友人宅などに泊めてもらう
- カラオケ、ネットカフェなどを利用
今すぐ泊まれるホテルはグーグルマップで探す
みなさんは出張などでビジネスホテルに宿泊した経験はお持ちでしょうか。
最近のビジネスホテルはお手頃に、そして便利に利用することができます。
しかも当日の宿泊だから通常よりも安い設定です。
たとえば、下の画像はアパホテルの通常時の宿泊料金です。
グーグルマップでの宿泊場所の検索は簡単です。宿泊したい場所をグーグルマップで選んで「ホテル」で検索。
下画像が検索結果です。
同じホテルが通常予約料金「¥5,000」が、当日なら「¥3,200」で利用できるのです。
「¥5,000」だと、タクシー利用でもかなり広範囲に帰宅できるので悩ましいかも知れませんが、「¥3,200」だと違った判断ができます。
無理して帰宅しようとすると時間だってさらにかかるので深夜の到着です。
そのまますぐ近くのホテルなら、すぐにチェックインし、入浴、就寝することができます。
寝不足など翌日へ持ち越す疲れも無く、健康面でも言うことなしです。
子供たちの一人宿泊の初経験にもなる
これは経験が無い子供たちに取ってのメリットですが、一人でビジネスホテルに宿泊したことのない場合には、とてもいい経験になります。
それまでの終電以降の帰宅のし方に、一つ選択肢が増えるわけです。
無理してまで帰宅するデメリットを考えると、格安で宿泊するメリットは大きいです。
この選択は子供たち本人ではなかなか思いつかなく、大人の皆さんのひと押しが必要です。
スマートに予約してチェックイン
近くのホテルに泊まってきたらいいと子供たちに伝えるだけでは、経験のない子供たちは恐らくその通りにはしないでしょう。
しっかりとエスコートしてあげましょう。
まずは乗り継ぎ駅などの周辺のホテルをグーグルマップで検索します。
価格表示もされるので、場所、ホテル名、安さから適当なものを選びます。
ホテルの宿泊予約サイトの選択肢がいくつか選べます。ホテルによって予約する際のサービスが異なります。よく使うサービスが選べるかによってホテルを選ぶのが良いでしょう。
今回はよく使う楽天のサービスを利用しました。楽天サービスのアカウントが予めあり、新規登録などの必要がないために手間が省けるからです。
クレジットカードが登録されていると支払いまですぐに完了できます。
子供たちにはチェックインだけ 予約と支払いはあなたで
子供たちがいよいよ電車で駅に到着するまでにスマートにホテルの予約と支払いまで終えてしまいましょう。
チェックインする時にはお金の心配など無く楽にしてあげたらいいですね。
わずか数千円で、子供たちの尊敬も得られるので、トータルのメリットはさらにアップします。素直な「ありがとう」が返ってくるでしょう。
まとめ 経験のない大人の皆さんは事前の準備が必要
ネットでホテルの宿泊予約を迅速にする場合、予め宿泊予約サービスがあるサイトの登録などしておく必要があります。
よくあるショッピングサイトやネットサービスに宿泊や、旅行のサービスがあればそれが利用できます。独自のポイントや割引などの特典がある場合もあります。
宿泊料金は利用するサービスによって異なります。(上画像の通り)
グーグルマップに表示されるホテルの料金は最安の金額です。それが利用したことのないサービスの場合は、その時点でサービスへの登録を行う必要があり、時間が掛かります。
帰宅困難な人が多い場合は、同様の行動をする人も多く、ホテルが予約でいっぱいになり部屋が無くなるケースもあります。
別のホテルを選び直さないといけません。
段取りの悪さで帰宅困難だけじゃなく、宿泊困難者にしないようにしてあげましょう。
最後に、「ホテルを予約してあげるから泊まったら?」の一言に、プラスで「お金も出してあげる」を忘れないようにしましょう。
あなたの提案は容易に受け入れてくれるはずです。
深夜ドライブで迎えに行くという一番面倒な事を回避できるでしょう。
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