パスワードは覚えられないからどうやって管理しよう
昨今、スマホやパソコン、各種のカードなど、もはやパスワード無しでは生活ができない日常生活を送っていることでしょう。
あなたはいくつパスワードを持っていますか?いくつきっちり覚えていますか?
最も短い4桁のパスワードなどはたいてい使いまわしされていませんか?
はっきり全部のパスワードを間違えなく答えられる人は恐らくいないはず。
4桁のパスワードならまだしも、最近のネットなどのサービスで使用するものは文字数、文字種などいろいろと制約がありますよね。
複雑なパスワードはどうやって管理するか
ネットで何かを始めるとき、サービスに申し込みするとき、もはやハードルの一つになっているパスワード。
どうやって新しいパスワードを決めていますか?
恐らくこの2つのパターンが多いのではないでしょうか。
- 全て同じパスワードを使いまわし
- 都度思いつきで異なるパスワード
どちらのケースもそれぞれ問題があります。
パスワードの使いまわし
たいていの人はパスワードを使い回すことが多いでしょう。
なんとなく、パスワードの使いまわしは良くないとはわかっていてもついついやってしまうんじゃないでしょうか。
理由は
なんの脈略もなく適当な文字の組み合わせでパスワードを作るとしても、そんなに簡単には思いつきません。
あまりに適当なものを思いついても、適当すぎると、パスワードの再入力すら間違ってしまう可能性もあります。
どうしても、なにかの言葉、自分がわかりやすい馴染みのある言葉に追加したものなどになります。
結局面倒くさいので同じものにするというところにたどり着くことが多いでしょう。
思いつきのパスワード
毎回全く違う新しい思いつきのパスワードを作っても、覚えてはいられません。
そこでよくあるパターンは使いまわしのパスワードから派生させたようなものです。
よくあるパスワードの規則として
「英文字8文字以上と記号を含む」
に対して次のようなパスワードを作りました。
「password@」
別のサービスなどで厄介なパターンが、以下のようなものです。
「英文字8文字以上と記号、数字を含む」
「英文字10文字以上(大文字と小文字を含む)と記号、数字を含む」
先程作った「password@」を使いまわしたいと思っていたのに、そのままでは使えないことになりました。
そうなると、新たなパターンを作らざるを得なくなります。
「password@1」、「Password@1」とかのように派生パターンが生まれてくるわけです。
こうなってくると、暗記ではとても対応しきれない状況になります。
たくさんのパスワードはどうやって覚えよう
人によっては得手不得手があるので最も苦にならない方法で、作成したパスワードの情報を保管しておきましょう。
手帳やノート、スマホのメモアプリなどに都度忘れる前にきっちりとパスワードを書くなど保管しておきましょう。
ここで心配性の人は気づいたかも。
パスワードを書いたノートを失くしたらどうしよう。
スマホが壊れたらどうしよう。。
メモアプリを消してしまったら。。
できれば複数の方法でパスワードを保存しておくのがより安全です。
メモや手帳に手書きの場合は、ものすごく手間なのであちこちにパスワードを書いておくのは難しい話かも知れません。
パスワードは自分で作らない、覚えないのが楽な管理
最も便利で楽な理想のパスワード管理とはどんなものでしょうか。
- いちいち自分で考えない
- 覚えておく必要がない
これが理想ですよね。
スマホのパスワードはスマホに覚えてもらうのが一番便利な方法なのです。
スマホには便利な機能が備わっており、これらを使うのが最もおすすめのパスワード管理です。
- iPhoneの場合はiCloudキーチェーン
- androidの場合はパスワードマネージャー
いずれも機能がオンになっていれば、パスワード入力画面で、パスワードを保存しておきますかと尋ねてくれます。
そして何よりパスワードを勝手に用意してくれるのが嬉しい限りです。
自分では思いつかないような意味不明なパスワードを用意してくれるので、そのままそれを使いましょう。
複雑なパスワードであってもメモしておく必要すらありません。スマホが覚えておいてくれるからです。
スマホだけじゃなく、パソコンでもそのままパスワードが使える
何もしないと連携はしませんが、スマホと同じサービスにパソコンでもログインすることで保存されたパスワードを引き継いで使うことができます。
パスワードを保存しておくにしてもクラウドサービス上でファイルを扱う(保存する)などすれば、どんなデバイスからでもアクセスすることが可能です。
iCloud、Googleドライブ、Dropboxなどなどたくさんあります。
パスワード管理アプリも便利なものがたくさん
パスワードを管理するためのスマホ用のアプリがあります。
無料で利用できるものから、有料のものまで、調べれば調べるほど迷ってしまいます。
アプリでパスワードを管理する場合は少し気にしなくてはいけない点があります。
スマホを替えてもそのアプリが使えるかどうか。
アプリの中にはアンドロイド専用のものなどがあります。機種を変えると引き継げないなどのことは先の話なのでなかなか考えつかないかも知れません。。
その時になって慌ててしまうわけです。
まとめ パスワードが絶滅するその日まで
パスワードは近い将来なくなるはずです。必ず絶滅しますと断言できます。
その根拠は既に今も指紋などの生体認証に置き換わっているものがあるのをご存知でしょう。
パスワード?何それ?という時代はそう遠くないはずです。その日が来るまでは辛抱してパスワードと付き合わないといけません。
この記事で取り上げてきたように、自分で考える必要もなく、覚えておく必要もなくなってきています。
やり方はここで書いた以外に他にもいろいろとあります。
生体認証以外にも、もっと思ってたのと違う便利な未来が来るかも知れません。
少なくとも今より不便な未来は来ないものです。便利な社会に期待し、新しいものも自由に使いこなせるようになりたいですね。
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