子供と行く須磨アルプス 馬の背の頂上で子供よりもはしゃぐのもよし
夏休み、冬休みなど、子供との休日の日帰り旅行のおすすめの記事です。
今回は兵庫県の六甲山脈にある、須磨アルプスの馬の背への日帰り旅行です。
関西地域ですが、子供と日帰りで楽しい体験を味わう場所を今回はご紹介します。
兵庫県神戸市にある六甲山脈の西側にあたるところに須磨アルプスと呼ばれる地域があります。
山登りのスキルは必要がないとはあちこちの案内には書かれていますが、正直なところ高いところが苦手な人にはちょっと厳しいかも知れません。
馬の背の魅力とはこんな感じでしょうか。
- 岩肌が露出した独特の風景
- 切り立った岩の崖の上のスリル感
- ロッククライミングの雰囲気
これらのものは、かなり標高のある山に登らないと味わえないものですが、わずか数百メートルの高さで体験できるのです。
ちょっとした登山は、山に囲まれた日本であればどこでも簡単に体験することができますが馬の背のようなところはあまりどこにでもあるものではありません。
岩山に登ること、恐怖を乗り越えること、未知の体験は子供にとってもいい体験になるはずです。
最短ルートで須磨アルプス馬の背へ行く
最も簡単に須磨アルプス馬の背へ向かうケースを紹介します。
神戸市営地下鉄の妙法寺駅からスタートします。神戸三ノ宮駅から8駅目です。
この妙法寺駅は山あいにある駅で神戸のベッドタウンのような雰囲気の場所です。
このスタート地点である妙法寺から、目指すポイント毎に紹介していきましょう。
画像は神戸市のHPで紹介されているコースから少し手を加えた内容です。
もともとのコースはこちらからご覧ください
妙法寺駅から登山口までが最難関
今回のルートで最も難しいのが、登山口までの道のりです。
駅の中からこれから登る東山が見えています。
ショッピングモールの横手を抜けていきます。
住宅街を登っていきます。
まもなく登山口に到着します。
登山口にある案内板です。
今日のルートが全てこの案内板に網羅されていると言っても過言ではないですね。
東山までの道のり 登山スタートです
馬の背に至るこのルートでまずは目指すポイントとしては東山があります。横尾山と表記があるので??となります。
まずは東山を目指します。横尾山は東山のその先にあります。
登山道に入れば後は道なりに進むだけです。
ここは右です。
ところどころ階段の場所があります。夏場は結構暑くて汗だくになります。
一度でも山登りをしたことがあれば道に迷う可能性は低いでしょう。
これから向かう馬の背が見えてきます。
まだまだ先ですね。
スタート時点から見えていた東山山頂に到着です。
東山からの眺めです。
ここが頑張りどころ 馬の背へ
さぁいよいよ目指す馬の背へ向かいます。
高いところが苦手な場合として馬の背では2つの選択肢があります。
- 馬の背で引き返し妙法寺へ
- 栂尾山まで行き妙法寺へ
いよいよ馬の背へ近づいてきました。
もう既にここまで来る間にもお気づきだとは思いますが、登山道は土というよりも砂よりの土壌です。つまり滑りやすいということです。
葉が散り積もった腐葉土ではありません。足元は気をつけましょう。
馬の背への入り口です。
真正面にある岩山へ向かうためには一旦下ります。
一旦下って、再び登りに向う中間あたりが馬の背です。
岩の上に登ってみました。写真ではわかりにくいのですが、この岩、結構切り立ったところにあります。
この上に勢いよく行く場合はくれぐれも注意してください。
ここはわかりにくいですが急降下する場面です。上から下を覗いています。
さらに下って、また登ります。
見上げるほど急な登りに入ります。
登りきって振り返ったのが次の画像です。
海側(南側)の景色です。
こちらは北側の景色です。
横尾山と栂尾山は通過点見晴らしを楽しむ
今回の登山は馬の背が目的地であります。
馬の背で引き返す場合はもと来た道をたどり妙法寺駅まで戻りますが、その先へ進みぐるりと周り妙法寺駅へ戻る場合を引き続き紹介していきましょう。
次に栂尾山を目指します。
ここから先は地味に疲れるポイントです。
栂尾山山を超えると展望台があり、明石方面が見渡せます。
ここからの景色はこのルートでは最もおすすめのものです。
明石大橋も見渡せ、須磨方面には六甲縦走路の起点である須磨浦公園までの道のりもあります。
この展望台から下山し、横尾幹線と呼ばれる道路に向かいます。
途中、驚くほど一直線に長い階段が目の前に現れます。
画像は階段のかなり下の方です。
ひたすら下ります。一般道に出ますと、起点の妙法寺駅に向かって道路沿いに歩いていきます。
もうほとんど下りだけです。お疲れ様でした。
まとめ 馬の背への登山は東山、横尾山、栂尾山の三山登山
馬の背へ行くことは、実は、東山、横尾山、栂尾山の三山を登山するのと同じことを意味します。
3つの山を縦走するというのは、聞こえは結構大層な感じがしますね。実際、一つの低山に登るよりも、3つも周ることでアップダウンが多く、疲れも3倍まではありませんがそれなりのものがあります。
疲れていない、元気な方は栂尾山の展望台から見た眼の前の山域、高倉山、鉄拐山、旗振山、鉢伏山の4山もコースに加え、須磨浦公園駅をゴールにするパターンもあります。
かなり体力が必要なので子供と一緒の場合は、無理に行くのはおすすめはしません。
食料、飲料など余裕もないと途中でバテてしまいかねません。
馬の背周辺は地図で見るとコース全体はそれほど大変な山に感じないかも知れません。
周りが住宅地などに囲まれているのも、錯覚を起こしてしまいます。
実際には思ってたよりも、結構体力がいります。
体力のない人やはエネルギー補給を欠かさず、自信がない人は途中でやめるなど柔軟に対応しましょう。
また、真夏の気候が厳しい日などは避けるなども良いかもしれません。
前回の記事で紹介しています、和歌山県の友ヶ島が遥か向こうに見えます。
こちらの記事も読んでみてください。
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